五竜岳(五龍岳)
Mt.Goryu名称 | 五竜岳(五龍岳) |
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よみ | ごりゅうだけ |
所在地 | 富山県 長野県 |
標高 | 2,814m |
山系 | 飛騨山脈(北アルプス) 後立山連峰 |
分類 | 日本百名山 |
難易度 | ★★★ |
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体力度 | ★★★ |
日程 | 2泊3日 |
五竜岳(ごりゅうだけ)は、飛騨山脈(北アルプス)、後立山連峰にある標高2,814mの山。山体は富山県黒部市と長野県大町市にまたがり、山頂部は富山県側に位置する。男性的な山容で、日本百名山の一つ。「竜」のみを旧字体にして五龍岳と表記されることもある。旧字体による表記は「五龍嶽」。
鹿島槍ヶ岳と並んで、後立山連峰の主要峰の一つである。両山は丁度吊橋の支柱の様に日本三大キレットの一つである八峰キレットを挟む形で鎮座している。両山はそれぞれ逆側(鹿島槍ヶ岳は南側から、五竜岳は北側から)からは登りやすいが、両山を縦走するためには、難所である八峰キレットを通過しなければならない。
山頂部は濃飛流紋岩型の溶結凝灰岩、山腹は黒雲母花崗岩からなる。山頂部は森林限界を越える高山帯で、1952年(昭和27年)に多くの高山植物が自生している南斜面は白馬岳周辺の山域と共に白馬連山高山植物帯の特別天然記念物に指定された。
山頂の北西2.0kmの餓鬼谷上流部の左岸斜面には、1906年(明治39年)に発見され翌年から鉱山の操業が行われた「大黒銅山跡」がある。そこで精錬された銅は牛により唐松岳と八方尾根を経由して運ばれ1918年(大正7年)に閉鎖された。