雌阿寒岳(阿寒岳)|日本百名山.net

日本百名山

雌阿寒岳

Mt.Meakan

雌阿寒岳

名称 雌阿寒岳
よみ めあかんだけ
所在地 北海道
標高 1,499m
種別 成層火山
分類 日本百名山
新日本百名山
花の百名山
難易度
体力度
日程 前夜泊日帰り

雌阿寒岳(めあかんだけ)は、北海道、阿寒の活火山で標高1,499m。古くはアイヌ語でマチネシリ。日本百名山新日本百名山および花の百名山に選定されている。

釧路市と足寄町に跨っているだけではなく、振興局も跨いでそびえている。国土地理院による正式名称は雌阿寒岳だが、深田久弥の百名山をはじめ一般に阿寒岳というと、この雌阿寒岳を指すことが多い。

阿寒の名を冠する山は他に二座あり、雌雌阿寒岳の近くに阿寒富士(1,476m)、少し離れて雄阿寒岳(1,371m)がある。何れも火山である。雄阿寒岳と阿寒富士は今のところ静かだが、雌雌阿寒岳は現在もさかんに活動している。

登山家の深田久弥が訪れた1959年や、最近では1998年に小規模な噴火を起こし、周辺では降灰が観測され、登山の禁止と解除が繰り返されている。2006年3月21日に小規模噴火を起こした。

登山道はオンネトー湖畔からのものと雌阿寒温泉からのもの、他に阿寒湖畔からのものなど数本があるが雌阿寒温泉とオンネトーからのものがよく利用される。両コースの場合、山頂までは夏場の標準的な登山の場合で3時間程度。標高差は約800m程度。北海道の山の中でも比較的登山道の整備もよく、コースからの眺望も良好で家族連れや初心者にも上りやすい山である。