妙高山(越後富士)|日本百名山.net

妙高山

Mt.Myoukou
妙高山

※ 画像はwikipediaより引用

名称 妙高山
よみ みょうこうさん
所在地 新潟県
標高 2,454m
山系 頸城山塊
種別 成層火山 活火山ランクC
分類 日本百名山
新日本百名山
北信五岳

妙高山(みょうこうさん)は、標高2,454mの成層火山。日本百名山、新日本百名山に選定されている。また、北信五岳の一つでありその中では最高峰。妙高戸隠連山国立公園に属している。

概要

馬蹄形をした爆発カルデラの外輪山と、中央火口丘となる最高峰の溶岩ドームから構成される火山。活火山のランクCに指定されている。

弥彦山と並び新潟県を代表する山であり、越後富士(えちごふじ)の異名を持つ。北信五岳のひとつとして親しまれる。また近隣の火打山、焼山と共に頸城三山を形成している。山麓には温泉が沸き、冬期ウィンタースポーツのリゾートエリアとしても知られる。

山名は、古くは「越の中山」(こしのなかやま)と呼ばれていたものが、好字二字令により「名香山」と当て字され、それが「みょうこうざん」と読まれるようになり、「妙高山」の字が宛てられたものである。

地学的知見

北部フォッサマグナの糸魚川静岡構造線のすぐ東側に位置し黒姫山、飯縄山、斑尾山、新潟焼山と共に妙高火山群をなし山体の基盤からの高さは1,200m、体積は50km2で、主に輝石安山岩、角閃石安山岩を主体とする安山岩質の成層火山であるが、高アルミナ玄武岩、角閃石デイサイトなどで山体が構成される。山体崩壊する以前の山頂は標高2,800 - 2,900m程度であったと推測される。

火山活動史

4つの活動期と各活動期にはさまれた長い3つの活動休止期に区分されている。

第1活動期
  • 約30万年前の活動で山体の基底部が形成された後は15万年程度の活動休止期があった。
第2活動期
  • 14万年から11万年前。
第3活動期
  • 9万年前ころから6万年前。
第4活動期
  • 約4万年前頃 活動を再開し、約2万年前頃にカルデラが形成される。
  • 8000年前 大噴火により山体崩壊し、田口岩屑なだれ(上部)が発生した。以後、カルデラ内での活動となる。
  • 5800年前 マグマ噴火により中央火口丘が形成され、現在に近い形となった。
  • 5500年前 マグマ噴火。
  • 5200年前、5000年前、4300年前に水蒸気噴火。
  • 4700年前 マグマ水蒸気噴火
  • 4200年前 マグマによる活動が記録され、赤倉火砕流と大田切川火砕流を残した。
  • 3000年前 カルデラ内には最新の活動となる水蒸気爆発、大谷火山灰層を形成した噴火。
  • 2800年前 外輪山の赤倉山(2,141.1m)南斜面が崩壊し杉野沢岩屑流を生じる。この崩壊の原因は、噴火活動の可能性が指摘されているが対応する火山灰が見つけられていない。
  • 有史以降の活動記録はないが、中央火口丘付近の南地獄谷では噴気活動が継続している。

その他

  • 1978年5月 白田切川で土石流災害、推定土砂量620,000m3が発生し、死者13名、全半壊家屋18戸、国道18号、信越本線を寸断。
  • 1990年 日本ジャンボリー(ボーイスカウトの大会)のイベントの一つとして、妙高山登山が行われた。