日本百名山の一覧|日本百名山.net

日本百名山

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日本百名山の一覧

日本百名山は小説家で登山家の深田久弥の著書『日本百名山』(1964年)で紹介されている国内の100の山のこと。日本の多くの山を踏破した本人の経験から、「品格・歴史・個性」を兼ね備え、原則として標高1,500m以上の山という基準を設け『日本百名山』を選定した。

日本百名山の一覧

項目名(名前、エリア、標高)クリックで並べ替えができます。エリアは当サイト内では北海道、東北、関東・静岡、甲信越、西日本、九州に分けています。

# 名前 標高 エリア 山系
1 利尻岳 1721 北海道 利尻島
2 羅臼岳 1660 北海道 知床半島
3 斜里岳 1547 北海道 知床半島
4 阿寒岳 1499 北海道 独立峰
5 大雪山 2291 北海道 大雪山系
6 トムラウシ 2141 北海道 大雪山系
7 十勝岳 2077 北海道 大雪山系
8 幌尻岳 2053 北海道 日高山脈
9 後方羊蹄山 1898 北海道 独立峰
10 岩木山 1625 東北 独立峰
11 八甲田山 1584 東北 奥羽山脈
12 八幡平 1614 東北 奥羽山脈
13 岩手山 2038 東北 奥羽山脈
14 早池峰 1917 東北 北上山地
15 鳥海山 2236 東北 出羽山地
16 月山 1984 東北 出羽山地
17 朝日岳 1870 東北 朝日連峰
18 蔵王山 1841 東北 奥羽山脈
19 飯豊山 2128 東北 飯豊山地
20 吾妻山 2035 東北 奥羽山脈
21 安達太良山 1710 東北 奥羽山脈
22 磐梯山 1816 東北 奥羽山脈
23 会津駒ヶ岳 2133 東北 越後山脈
24 那須岳 1917 関東 那須連山
25 越後駒ヶ岳 2003 甲信越 越後山脈
26 平ヶ岳 2141 甲信越 三国山脈
27 巻機山 1967 甲信越 三国山脈
28 燧ヶ岳 2356 東北 越後山脈
29 至仏山 2228 関東 越後山脈
30 谷川岳 1977 甲信越 三国山脈
31 雨飾山 1963 甲信越 頸城山塊
32 苗場山 2145 甲信越 三国山脈
33 妙高山 2454 甲信越 頸城山塊
34 火打山 2462 甲信越 頸城山塊
35 高妻山 2353 甲信越 戸隠連峰
36 男体山 2486 関東 日光連山
37 奥白根山 2578 関東 日光連山
38 皇海山 2144 関東 足尾山地
39 武尊山 2158 関東 独立峰
40 赤城山 1828 関東 独立峰
41 草津白根山 2171 関東 独立峰
42 四阿山 2354 関東 菅平高原
43 浅間山 2568 関東 浅間山系
44 筑波山 877 関東 八溝山地
45 白馬岳 2932 甲信越 飛騨山脈
46 五竜岳 2814 甲信越 飛騨山脈
47 鹿島槍ヶ岳 2889 甲信越 飛騨山脈
48 剱岳 2999 東海・北陸 飛騨山脈
49 立山 3015 東海・北陸 飛騨山脈
50 薬師岳 2926 東海・北陸 飛騨山脈
51 黒部五郎岳 2840 東海・北陸 飛騨山脈
52 水晶岳(黒岳) 2986 東海・北陸 飛騨山脈
53 鷲羽岳 2924 甲信越 飛騨山脈
54 槍ヶ岳 3180 甲信越 飛騨山脈
55 穂高岳 3190 甲信越 飛騨山脈
56 常念岳 2857 甲信越 飛騨山脈
57 笠ヶ岳 2897 東海・北陸 飛騨山脈
58 焼岳 2455 甲信越 飛騨山脈
59 乗鞍岳 3026 甲信越 飛騨山脈
60 御嶽山 3067 甲信越 独立峰
61 美ヶ原 2034 甲信越 中信高原
62 霧ヶ峰 1925 甲信越 中信高原
63 蓼科山 2530 甲信越 八ヶ岳連峰
64 八ヶ岳 2899 甲信越 八ヶ岳連峰
65 両神山 1723 関東 奥秩父山塊
66 雲取山 2017 関東 奥秩父山塊
67 甲武信ヶ岳 2475 甲信越 奥秩父山塊
68 金峰山 2599 甲信越 奥秩父山塊
69 瑞牆山 2230 甲信越 奥秩父山塊
70 大菩薩嶺 2057 甲信越 奥秩父山塊
71 丹沢山 1673 甲信越 丹沢山地
72 富士山 3776 東海・北陸 独立峰
73 天城山 1405 東海・北陸 伊豆半島
74 木曽駒ヶ岳 2956 甲信越 木曽山脈
75 空木岳 2864 甲信越 木曽山脈
76 恵那山 2191 甲信越 木曽山脈
77 甲斐駒ヶ岳 2967 甲信越 赤石山脈
78 仙丈ヶ岳 3033 甲信越 赤石山脈
79 鳳凰山 2840 甲信越 赤石山脈
80 北岳 3193 甲信越 赤石山脈
81 間ノ岳 3189 甲信越 赤石山脈
82 塩見岳 3052 甲信越 赤石山脈
83 悪沢岳 3141 甲信越 赤石山脈
84 赤石岳 3120 甲信越 赤石山脈
85 聖岳 3013 甲信越 赤石山脈
86 光岳 2591 甲信越 赤石山脈
87 白山 2702 東海・北陸 両白山地
88 荒島岳 1523 東海・北陸 越美山地
89 伊吹山 1377 西日本 伊吹山地
90 大台ヶ原山 1695 西日本 台高山脈
91 大峰山 1915 西日本 紀伊山地
92 大山 1729 西日本 中国山地
93 剣山 1955 西日本 四国山地
94 石鎚山 1982 西日本 四国山地
95 九重山 1791 九州 九重火山群
96 祖母山 1756 九州 九州山地
97 阿蘇山 1592 九州 阿蘇カルデラ
98 霧島山 1700 九州 えびの高原
99 開聞岳 924 九州 南薩火山群
100 宮之浦岳 1936 九州 屋久島

山の紹介

利尻岳(利尻山)

利尻山(りしりざん)は北海道、利尻島に位置する単独峰で標高1,721m。利尻礼文サロベツ国立公園内の山域は特別区域に指定され、日本百名山、新日本百名山花の百名山および新・花の百名山に選定されている。高山植物が多く生息し夏季は多くの登山客が訪れる。「利尻岳」「利尻富士」とも呼ばれる。

羅臼岳

羅臼岳

羅臼岳(らうすだけ)は北海道・知床半島にある火山群の主峰および最高峰で標高1,661m。古くはアイヌ語でチャチャヌプリ、また良牛岳と記されたこともある。1964年(昭和39年)6月1日に知床国立公園に指定され、2005年7月にこの山域を含む知床半島が知床 (世界遺産)に正式登録された。日本百名山、花の百名山および新・花の百名山に選定されている。

斜里岳

斜里岳

斜里岳(しゃりだけ)は北海道の知床半島にある火山。標高は1,547m。斜里岳道立自然公園に属し、日本百名山、花の百名山および新・花の百名山に選定されている。清里町の観光スポットの一つである。

阿寒岳(雌阿寒岳)

阿寒岳

雌阿寒岳(めあかんだけ)は北海道阿寒の活火山で標高1,499m。日本百名山、新日本百名山および花の百名山に選定されている。国土地理院による正式名称は雌阿寒岳だが、深田久弥の百名山をはじめ一般に阿寒岳というと、この雌阿寒岳を指すことが多い。

大雪山

大雪山

大雪山(たいせつざん、だいせつざん)は北海道中央部にそびえる火山群の名称である。一つの山ではないことを明確にするため「大雪山系」という呼称もしばしば使われる。大雪山系と言われる場合、広義には表大雪、北大雪、東大雪、十勝岳連峰を包含する大雪山国立公園の南北63km、東西59kmと広大な広さとなり、その面積は神奈川県とほぼ同じである。

トムラウシ

トムラウシ

トムラウシ山(トムラウシやま)は北海道中央部、上川管内美瑛町と十勝管内新得町の境にそびえる大雪山系南部の標高2,141mの山。「大雪の奥座敷」と称され、日本百名山に選定されている。

十勝岳

十勝岳

十勝岳(とかちだけ)は北海道の中央部に位置する標高2,077mの活火山。大雪山国立公園内の十勝岳連峰(十勝火山群)の主峰である。日本百名山および花の百名山に選定されている。

幌尻岳

幌尻岳

幌尻岳(ぽろしりだけ)は北海道日高山脈の主峰で標高2,052m。アイヌ語でポロシリは「大きな山」の意で、日高山脈襟裳国定公園内にある二等三角点の山である。日本百名山に選定されている。

後方羊蹄山

羊蹄山

羊蹄山(ようていざん)は北海道後志地方南部にある標高1,898mの成層火山である。後方羊蹄山(しりべしやまして)、日本百名山、新日本百名山および新・花の百名山に選定されている。富士山によく似た整ったその姿から郷土富士として蝦夷富士とも称される。

岩木山

岩木山

岩木山(いわきさん)は青森県に位置する火山。標高は1,625mで青森県の最高峰。日本百名山および新日本百名山に選定されている。その山容から津軽富士とも呼ばれるほか、しばしば「お」をつけて「お岩木(山)」あるいは「お岩木様」とも呼ばれる。

八甲田山

八甲田山

八甲田山(はっこうださん)は青森市の南側にそびえる複数火山の総称で日本百名山の一つ。「八甲田山」と名がついた単独峰は存在しない。岩木山と同様本州最北部にある火山群で、近くにある十和田湖と同じくカルデラを有する。現在の火山活動は穏やか。周辺は世界でも有数の豪雪地帯である。

八幡平

八幡平(はちまんたい)は奥羽山脈北部の山群である。標高1,614m。岩手県、秋田県にほぼ等面積で広がる。広い高原上のあちこちに様々な形の火山起源の小さなピークがそびえ、その間に無数の沼や湿原が点在する。

岩手山

岩手山

岩手山(いわてさん)は奥羽山脈北部に位置する岩手県の最高峰で標高2,038m。奥羽山脈の主稜からは離れており独立峰に近い。二つの外輪山からなる複成火山。日本百名山に選定されている。

早池峰

早池峰

早池峰山(はやちねさん)は岩手県にある標高1,917mの山。北上山地の最高峰で日本百名山、新日本百名山花の百名山新・花の百名山および一等三角点百名山に選定されている。六角牛山、石上山と共に「遠野三山」と呼ばれる。

鳥海山

鳥海山

鳥海山(ちょうかいさん、ちょうかいざん)は山形県と秋田県にまたがる標高2,236mの活火山。山頂に雪が積もった姿が富士山にそっくりなため、出羽富士(でわふじ)や秋田富士(あきたふじ)とも呼ばれている。鳥海国定公園に属し、日本百名山・日本百景の一つに選ばれている。

月山

月山

月山(がっさん)は山形県の中央部にあり、出羽丘陵の南部に位置する標高1,984mの火山。山域は磐梯朝日国立公園の特別区域に指定され、日本百名山、新日本百名山花の百名山および新・花の百名山に選定されている。湯殿山、羽黒山とともに出羽三山のひとつに数えられ、修験者の山岳信仰の山として知られる。

朝日岳

朝日岳

朝日岳(あさひだけ)は山形県と新潟県の県境上、朝日山地の南部にある山塊である。主峰の大朝日岳(標高1,870m)は山形県に属する。北の出羽三山、南の飯豊連峰とともに磐梯朝日国立公園に含まれる。朝日という山の名は日本に十数座あるが「朝日連峰」といえばこの山のことを指す。

蔵王山

蔵王連峰

蔵王連峰(ざおうれんぽう)は奥羽山脈の一部を構成する連峰である。蔵王山は高野山と同様、修行の場として山々の総称であり、蔵王山という名称のピークは存在しない。宮城県と山形県の両県南部の県境に位置し、主峰は山形県側に位置する熊野岳(1,841m)である。活火山であり、新噴気口や火口湖の御釜が見られる。

飯豊山

飯豊山

飯豊山(いいでさん)は飯豊山地の標高2,105mの山で飯豊本山とも呼ぶ。磐梯朝日国立公園内に位置し可憐に咲く高山植物が有名。日本百名山のひとつに数えられている。飯豊連峰の最高峰は、標高2,128mの大日岳である。

吾妻山

吾妻山

吾妻山(あづまやま、あづまさん)もしくは吾妻連峰(あづまれんぽう)は、山形県と福島県の県境に沿って東西に伸びる火山群・山塊の総称である。最高峰は西吾妻山(2,035m)。日本百名山や新日本百名山、うつくしま百名山にもあげられている。

安達太良山

安達太良山

安達太良山(あだたらやま)は福島県中部にある火山である。日本百名山、新日本百名山花の百名山およびうつくしま百名山に選定されている。数万年前まではマグマ噴出を繰り返す活動が活発な火山であったが徐々に沈静化。約2,400年前の噴火の際にマグマ噴出以降は、時折、マグマ水蒸気爆発を繰り返す程度となる。

磐梯山

磐梯山

磐梯山(ばんだいさん)は福島県の猪苗代湖北側にそびえる活火山。会津富士(あいづふじ)、会津磐梯山(あいづばんだいさん)とも呼ばれている。日本百名山および新日本百名山のひとつ。

会津駒ヶ岳

会津駒ヶ岳

会津駒ヶ岳(あいづこまがだけ)は福島県南会津郡にある標高2,133mの山。日本百名山の一つ。会津駒(あいづこま)の略称で親しまれているほか、単に「駒ヶ岳」と呼ばれることも多い。

那須岳

那須岳

那須岳(なすだけ)は栃木県那須郡那須町にある茶臼岳の別称、または同県那須塩原市、那須郡那須町、福島県西白河郡西郷村にまたがる山の総称である。関東地方の北限、那須火山帯の南端に位置し、広い裾野を持つ成層火山で噴火口は主峰茶臼岳の山頂部にあり、現在も蒸気と火山ガスを盛んに噴出している。

越後駒ヶ岳

越後駒ヶ岳

越後駒ヶ岳(えちごこまがたけ)は新潟県南魚沼市と魚沼市に跨る標高2,003mの山。魚沼駒ヶ岳(うおぬまこまがたけ)とも呼ばれる。八海山、中ノ岳とともに越後三山(魚沼三山)の一つに数えられる。東側(水無川側)と北側(佐梨川側)は標高200-300mの山麓まで一気に落ち込んだ大障壁をなしており、迫力ある山容を示している。

平ヶ岳

平ヶ岳

平ヶ岳(ひらがたけ)は新潟県魚沼市と群馬県みなかみ町の境界にある標高2,141mの山。日本百名山、新日本百名山および新・花の百名山のひとつ。新潟県側の山域は越後三山只見国定公園に属する。

巻機山

巻機山

巻機山(まきはたやま)は新潟県南魚沼市と群馬県利根郡みなかみ町の境、三国山脈にある標高1,967mの山。主要な登山道は南西側の南魚沼市清水から通じている。

燧ヶ岳

燧ヶ岳

燧ヶ岳(ひうちがたけ)は福島県南部にある火山。山頂は南会津郡檜枝岐村に属する。尾瀬国立公園内にあり、至仏山とともに尾瀬を代表する山でもある。東北地方最高峰(2,356m)であり日本百名山に選定されている。

至仏山

至仏山

至仏山(しぶつさん、しふつさん)は群馬県の北東部、みなかみ町と片品村との境界に位置する標高2,228mの山である。日本百名山の1つに数えられており尾瀬国立公園に属する。山体は太平洋側と日本海側の分水嶺ではあるが、県境ではなく群馬県内に位置する。

谷川岳

谷川岳

谷川岳(たにがわだけ)は群馬県と新潟県の県境にある三国山脈の山である。日本百名山および新日本百名山のひとつ。周囲の万太郎山・仙ノ倉山・茂倉岳などを総じて谷川連峰という。頂部は二峰に分かれており、それぞれトマの耳(標高1,963m)、オキの耳(標高1,977m)と呼ばれる。

雨飾山

雨飾山

雨飾山(あまかざりやま)は長野県と新潟県の県境にある標高1,963mの山で、妙高戸隠連山国立公園に属している。山頂は360度の展望があり、二等三角点が設置されている。

苗場山

苗場山

苗場山(なえばさん)は新潟県南部、長野県北東部の県境に位置する標高2,145mの成層火山。山頂から南西方向に緩やかに傾斜し、山頂から北に向かう稜線の西側は侵食カルデラである。東側の山麓はスキーリゾートエリアとしても知られる。

妙高山

妙高山

妙高山(みょうこうさん)は標高2,454mの成層火山で、日本百名山、新日本百名山に選定され、北信五岳の一つでありその中では最高峰。妙高戸隠連山国立公園に属している。弥彦山と並び新潟県を代表する山であり、越後富士(えちごふじ)の異名を持つ。

火打山

火打山

火打山(ひうちやま)は妙高戸隠連山国立公園内の新潟県糸魚川市と妙高市にまたがる標高2,462mの山で頸城山塊の最高峰。日本百名山、および花の百名山に選定されている。東西に緩やかな稜線を持つ山で、頂上付近は冬期には雪がべったりとついて真っ白な姿を見せる。

高妻山

高妻山

高妻山(たかつまやま)は新潟県妙高市と長野県長野市に跨る標高2,353mの山。戸隠連峰の最高峰で戸隠裏山の一峰。日本百名山のひとつで、別名「戸隠富士」とも呼ばれる。

男体山

男体山

男体山(なんたいさん)は栃木県日光市にある標高2,486mの火山。山体は日光国立公園に属す。日本百名山および新日本百名山のひとつ。日光市街地からいろは坂を登った中禅寺湖の北岸に位置する。関東地方有数の高山であり、成層火山らしい円錐形の大きな山体は関東一円からよく望まれる。

奥白根山

日光白根山

日光白根山(にっこうしらねさん)は栃木県日光市と群馬県利根郡片品村の境界にある標高2,578mの山。日光白根山の山体は成層火山であるが、最高峰の奥白根(おくしらね)は安山岩のみからなる溶岩円頂丘である。関東地方の最高峰で、国内ではこれより北や東に日光白根山より高い山はない。

皇海山

皇海山

皇海山(すかいさん)は栃木県日光市と群馬県沼田市との境界にある山で日本百名山の一つで標高2,144m。古い成層火山だが全山樹林に覆われ今日では火山らしい面影はない。東西に長い頂稜を持つが、北側は国境平付近まで標高差にして500m以上も切れ落ちている。

武尊山

武尊山

武尊山(ほたかやま)は群馬県利根郡みなかみ町、川場村、片品村の境にある標高2,158mの成層火山である。北アルプスの穂高岳と区別するため、上州武尊山とも呼ばれる。日本百名山および新・花の百名山に選定されている山である。

赤城山

赤城山

赤城山(あかぎさん、あかぎやま)は、関東地方の北部、群馬県のほぼ中央に位置する火山で、カルデラ湖を伴うカルデラを持つ関東地方で有数の複成火山。榛名山、妙義山と並び、上毛三山の一つに数えられ、日本百名山、花の百名山新・花の百名山および日本百景の一つにも選ばれている。

草津白根山

草津白根山

草津白根山(くさつしらねさん)は、群馬県吾妻郡草津町に位置する、標高2,160mの活火山。本来は白根山が正式名称であるが、他の白根山と区別するため、草津を配して呼ばれる。近隣の逢ノ峰と本白根山を含めた三山の総称とすることもあり、この場合は標高2,171mの本白根山が最高峰となる。

四阿山

四阿山

四阿山(あずまやさん)は長野県と群馬県の県境に跨る山で標高2,354m。日本百名山および新日本百名山に一つに数えられている。吾妻山吾嬬山(あがつまやま)などとも呼ばれ、嬬恋村では吾妻山が用いられている。

浅間山

浅間山

浅間山(あさまやま)は長野県北佐久郡軽井沢町および御代田町と群馬県吾妻郡嬬恋村との境にある安山岩質の標高2,568mの複合火山。円錐型をしている。世界でも有数の活火山として知られる。

筑波山

筑波山

筑波山(つくばさん)は茨城県にある標高877mの山。西側の男体山(標高871m)と東側の女体山(標高877m)からなる。『万葉集』にも詠まれ、日本百名山、新日本百名山に選定され日本百景の一つとされる。百名山では最も標高が低く、開聞岳(標高924m)とともに1,000m未満の山。

白馬岳

白馬岳

白馬岳(しろうまだけ)は、飛騨山脈(北アルプス)北部の後立山連峰にある標高2,932mの山。長野県と富山県に跨り中部山岳国立公園内にある。南北に伸びる稜線両側の傾斜が著しく異なる非対称山稜が発達している特徴的な山容を持ち、東側の谷筋には日本最大の雪渓である白馬大雪渓がある。日本百名山、新日本百名山花の百名山および新・花の百名山に選定されている。

五竜岳

五竜岳

五竜岳(ごりゅうだけ)は、飛騨山脈(北アルプス)、後立山連峰にある標高2,814mの山。山体は富山県と長野県にまたがり、山頂部は富山県側に位置する。男性的な山容で、日本百名山の一つ。「竜」のみを旧字体にして五龍岳と表記されることもある。旧字体による表記は「五龍嶽」。鹿島槍ヶ岳と並んで、後立山連峰の主要峰の一つである。

鹿島槍ヶ岳

鹿島槍ヶ岳

鹿島槍ヶ岳(かしまやりがたけ)は富山県と長野県にまたがる飛騨山脈(北アルプス)、後立山連峰の標高2,889mの山。中部山岳国立公園内に位置し、後立山連峰の盟主とされる。

剱岳

剱岳

剱岳(つるぎだけ)は飛騨山脈(北アルプス)北部の立山連峰にある標高2,999mの山で、富山県に位置し中部山岳国立公園内にあり山域はその特別保護地区になっている。日本百名山および新日本百名山に選定されている。立山とならび日本では数少ない現存する氷河を有する山である。日本国内で「一般登山者が登る山のうちでは危険度の最も高い山」とされる。

立山

立山

立山(たてやま)は、飛騨山脈(北アルプス)北部の立山連峰に位置する山で、雄山(おやま、標高3,003m)、大汝山(おおなんじやま、標高3,015m)、富士ノ折立(ふじのおりたて、標高2,999m)の3峰の総称である。立山連峰の主峰で中部山岳国立公園を代表する山。剱岳とならび日本では数少ない現存する氷河を有する山である。日本三霊山の一つである。日本三名山、日本百名山、新日本百名山および花の百名山に選定されている。

薬師岳

薬師岳

薬師岳(やくしだけ)は富山県に位置する標高2,926mの山。剱岳立山とならぶ飛騨山脈(北アルプス)、立山連峰の主要峰である。山域は中部山岳国立公園に指定されている。日本各地には薬師岳という名の山が多数あるが、その最高峰がこの薬師岳である。飛騨山脈の山で有数の非常に大きなどっしりとした気品のある山容であることが知られている。

黒部五郎岳

黒部五郎岳

黒部五郎岳(くろべごろうだけ)は富山県と岐阜県にまたがる飛騨山脈(北アルプス)の標高2,840mの山で、山域は中部山岳国立公園に指定されている。別名、中ノ俣岳(なかのまただけ)、鍋岳。日本百名山および花の百名山に選定されている。

水晶岳

水晶岳

水晶岳(すいしょうだけ)は富山市南東部に位置する飛騨山脈(北アルプス)の標高2,986mの山。山域は中部山岳国立公園に指定され、日本百名山に選定されている。 別名は黒岳。黒部川源流部での最高峰および富山市の最高地点である。標高3,000m未満の山としては、2,999mの剱岳に次ぐ高さの山である。

鷲羽岳

鷲羽岳

鷲羽岳(わしばだけ)は富山県と岐阜県に跨る飛騨山脈(北アルプス)の標高2,924mの山で、北アルプスのほぼ中央部、黒部川の源流に位置する。1934年(昭和9年)に中部山岳国立公園に指定され、山域はその特別保護地区になっている。「裏銀座」と呼ばれる飛騨山脈主稜線の縦走路上にあり、登山道は山の奥深い位置にある。

槍ヶ岳

槍ヶ岳

槍ヶ岳飛騨山脈(北アルプス)南部にある日本第5位の高峰で標高3,180m。山域は中部山岳国立公園にも指定されている。通称「槍」とも呼ばれる。名前の如く天に槍を突くような形の高山で、その形から「日本のマッターホルン」とも呼ばれ、登山者で賑わい穂高岳などとともに多くの登山者の憧れの的となっている。

穂高岳

穂高岳

穂高岳飛騨山脈(北アルプス)にある日本第3位の高峰で標高3,190m。主峰は奥穂高岳であり、長野県と岐阜県の最高峰である。日本百名山、新日本百名山および花の百名山に選定されている。奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳、前穂高岳、西穂高岳などの峰々からなる穂高連峰の総称。前穂高岳以外は主に長野県松本市と岐阜県高山市の境界に位置している。

常念岳

常念岳

常念岳(じょうねんだけ)は飛騨山脈(北アルプス)南部の常念山脈にある標高2,857mの山である。山体すべてが長野県に属し、松本市と安曇野市にまたがる。常念山脈の主峰。日本百名山のひとつ。

笠ヶ岳

笠ヶ岳

笠ヶ岳(かさがたけ)は岐阜県高山市にある飛騨山脈の標高2,898mの山である。中部山岳国立公園内にあり、日本百名山および新・花の百名山に選定されている。丸いお椀型の隆起がなだらかな稜線の上に、ポッカリと突き出た特徴的な姿をしている。山名もその笠を伏せたような姿に由来している。日本の各地に同名の山が複数あり、その最高峰である。

焼岳

焼岳

焼岳(やけだけ)は飛騨山脈の主稜線上にあり、長野県と岐阜県にまたがる標高2,455mの活火山で、別名は硫黄岳。常時観測対象の火山に指定され、日本百名山に選定されている。

乗鞍岳

乗鞍岳

乗鞍岳(のりくらだけ)は飛騨山脈(北アルプス)南部の長野県松本市と岐阜県高山市にまたがる剣ヶ峰(標高3,026m)を主峰とする山々の総称。山頂部のカルデラを構成する最高峰の剣ヶ峰、朝日岳などの8峰を含め、摩利支天岳、富士見岳など23の峰があり、広大な裾野が広がる。飛騨側の高山市街地などから大きな山容を望むことができる。

御嶽山

御嶽山

御嶽山(おんたけさん)は長野県と岐阜県に跨る標高3,067mの複合成層火山で、大きな裾野を広げる独立峰である。木曽御嶽山、御嶽、王嶽、王御嶽とも称する。また嶽の字体を新字体で表記し御岳山や、単に御岳と表記されることもある。標高3,000mを超える山としては、日本国内で最も西に位置する。

美ヶ原

美ヶ原(うつくしがはら)は八ヶ岳中信高原国定公園北西部にあり、長野県松本市、上田市、小県郡長和町にまたがる高原。日本百名山の一つ。山頂付近は平坦な台地状の地形で、美ヶ原牧場と呼ばれる牛の放牧地となっている。長野県のほぼ中央に位置し、県内の広範囲を見渡す事ができる。

霧ヶ峰

霧ヶ峰

霧ヶ峰(きりがみね)は八ヶ岳中信高原国定公園中部にあり、長野県茅野市、諏訪市、諏訪郡下諏訪町、小県郡長和町にまたがる。日本百名山、新日本百名山花の百名山および新・花の百名山に選定されている。高原の涼しい気候で、四季を通じて折々の景色が楽しめる。

蓼科山

蓼科山

蓼科山(たてしなやま)は八ヶ岳連峰の北端に位置する標高2,531mの火山。円錐形の美しい山容から諏訪富士(すわふじ)とも呼ばれる。山体は八ヶ岳中信高原国定公園に含まれる。日本百名山および新・花の百名山のひとつ。頂上部は大きな溶岩で覆われているため、樹林が育たず360度の展望がある。

八ヶ岳

八ヶ岳

八ヶ岳(やつがたけ)は長野県の諏訪地域と佐久地域および山梨県の境にある山塊。南北30 km余りの山体で大火山群である。「八ヶ岳」は特定の一峰を指して呼ぶ名前ではなく、長野県と山梨県にまたがる山々の総称である。日本百名山でいう八ヶ岳は南八ヶ岳のみを指す。

両神山

両神山

両神山(りょうかみさん)は埼玉県秩父郡小鹿野町と秩父市の境目にあり、秩父山地の北端にある山。標高1,723m。日本百名山、新日本百名山および新・花の百名山の一つ。山名の由来は諸説あるが、古くからの信仰の山とされている。

雲取山

雲取山

雲取山(くもとりやま)は東京都・埼玉県・山梨県の境界にある標高2,017mの山。奥多摩と奥秩父の二つの山域の境界に位置し、東京都の最高峰・最西端である。奥多摩山域の中では比較的人里から奥深くにある山である。妙法が岳、白岩山とともに三峰山の三山の一つである。日本百名山、新日本百名山および花の百名山に選ばれている。

甲武信ヶ岳

甲武信ヶ岳

甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)は山梨県・埼玉県・長野県の3県の境にある標高2,475mの山で、奥秩父山塊の主脈の中央に位置する。甲武信岳(こぶしだけ)とも呼ぶ。甲州(山梨県)、武州(埼玉県)、信州(長野県)の境にあるのでこの名になっているとされる説が有名。山頂からは百名山のうち43座を見ることができる。

金峰山

金峰山

金峰山(きんぷさん、きんぽうさん)は山梨県と長野県の境界にある標高2,599mの山。奥秩父の主脈に位置し、山域は1950年に秩父多摩甲斐国立公園に指定された。日本百名山、新日本百名山花の百名山および山梨百名山のひとつ。山梨県側では「きんぷさん」、長野県側では「きんぽうさん」と呼ぶ。

瑞牆山

瑞牆山

瑞牆山(みずがきやま)は山梨県北杜市にある標高2,230mの山で、奥秩父の山域の主脈の一つ。旧須玉町域の最北部にあたる。「瑞牆」とは神社の周囲の垣根(玉垣)のこと。日本百名山のひとつ。

大菩薩嶺

大菩薩嶺

大菩薩嶺(だいぼさつれい)は山梨県に位置する標高2,057mの山である。奥秩父山塊に位置し、大菩薩連嶺の主脈を構成している。日本百名山の一つに選ばれている。深田久弥や木暮理太郎などは、その著書に大菩薩岳(だいぼさつだけ)と表記している。

丹沢山

丹沢山

丹沢山(たんざわさん・たんざわやま)は丹沢山地の丹沢主脈にある標高1,567mの山。 神奈川県相模原市緑区と愛甲郡清川村、足柄上郡山北町の境界に位置し、周辺の山々と共に丹沢大山国定公園に指定されている。

富士山

富士山

富士山は静岡県と山梨県に跨る活火山である。標高3,776.12m、日本最高峰(剣ヶ峰)の独立峰で、その優美な風貌は日本国外でも日本の象徴として広く知られている。日本三名山、日本百名山、新日本百名山、日本の地質百選に選定されている。

天城山

天城山

天城山(あまぎさん)は静岡県の伊豆半島中央部の東西に広がる山。天城山は連山の総称で、天城連山や天城山脈と称されることもある。日本百名山の一つ。伊豆半島最高峰の万三郎岳(ばんざぶろうだけ 1,406m)、万二郎岳(ばんじろうだけ 1,299m)、遠笠山(とおがさやま 1,197m)等の山々から構成される。東西の山稜部は富士箱根伊豆国立公園に指定されている。

木曽駒ヶ岳

木曽駒ヶ岳

木曽駒ヶ岳(きそこまがたけ)は長野県に位置する標高2,956mの山で、木曽山脈(中央アルプス)の最高峰。日本百名山、新日本百名山花の百名山に選定されている。木曾駒ヶ岳とも表記され、また略して木曽駒と呼ばれる事もある。

空木岳

空木岳

空木岳(うつぎだけ)は長野県に位置する標高2,864mの山。木曽駒ヶ岳に次ぐ木曽山脈(中央アルプス)第二の高峰であり、日本百名山に選定されている。1951年(昭和26年)に、中央アルプス県立自然公園に指定された。『日本百名山』の著者である深田久弥が同著を執筆する際、木曽山脈南半分から一つ選ぼうとして南駒ヶ岳と空木岳とで迷った結果、最終的にはわずかに背が高いこと、そして山名の美しさから空木を選んだという。

恵那山

恵那山

恵那山(えさなん)は長野県阿智村と岐阜県中津川市にまたがる、木曽山脈(中央アルプス)の最南端の標高2,191mの山である。日本百名山および新・花の百名山に選定されている。濃尾平野の広範囲の地域から、その大きな櫛形の山容を望むことができる美濃の最高峰である。

甲斐駒ヶ岳

甲斐駒ヶ岳

甲斐駒ヶ岳(かいこまがたけ)は南アルプス国立公園内の赤石山脈(南アルプス)北端の山梨県と長野県にまたがる標高2,967mの山である。峻険な山容をもち、半ば独立峰のような姿勢で屹立する日本アルプス屈指の名峰で、日本百名山、新日本百名山新・花の百名山、山梨百名山、日本百景に選定されている。「駒ヶ岳」の名を冠する独立した山は全国に18山あるが、その中ではこの甲斐駒ヶ岳が最高峰であり、木曽駒ヶ岳が2,956mでこれに続く。

仙丈ヶ岳

仙丈ヶ岳

仙丈ヶ岳または仙丈岳(せんじょうがたけ・せんじょうだけ)は赤石山脈の北部に位置し、長野県と山梨県にまたがる標高3,033mの山である。男性的な山容の甲斐駒ヶ岳に比べて女性的ななだらかな山容から「南アルプスの女王」とも称されることがある。日本百名山、新日本百名山花の百名山新・花の百名山、山梨百名山に選定されている。

鳳凰山

鳳凰山

鳳凰山(ほうおうざん)は山梨県の南アルプス北東部にある3つの山の総称である。後述の通り、鳳凰山とはどの山を指すのか歴史的には諸説あったため、地蔵岳・観音岳・薬師岳の3山の総称として特に鳳凰三山とも呼ばれる。南アルプス国立公園内にあり、日本百名山、新日本百名山新・花の百名山および山梨百名山に選定されている。

北岳

北岳

北岳富士山に次ぐ日本第二の高峰であり標高3,193m。火山でない山としては日本で最も高い。日本百名山、新・花の百名山および山梨百名山に選定されており、同じく日本百名山の一峰の間ノ岳、日本二百名山の農鳥岳とともに白峰三山を構成する。「南アルプスの盟主」とも呼ばれる。

間ノ岳

間ノ岳

間ノ岳(あいのだけ)は赤石山脈(南アルプス)北部にある標高3,189mの山。日本で4番目、赤石山脈で2番目に高い山であり、日本百名山、および山梨百名山に選定されている。赤石山脈の最高峰北岳の南側約3.3kmに位置し、さらに南の農鳥岳とあわせて白峰三山と呼ばれている。

塩見岳

塩見岳

塩見岳(しおみだけ)は長野県と静岡県にまたがる標高3,047mの山。赤石山脈(南アルプス)中央部の南アルプス国立公園内にあり、山頂周辺はその特別保護地区に指定されている。山頂は100m足らずの距離を隔てて西峰と東峰に分かれ、標高は西峰が3,047m、東峰が3,052mである。しかし三角点は西峰に設置されているため、低い方の西峰の標高が塩見岳の標高とされている。

悪沢岳

悪沢岳

悪沢岳(わるさわだけ)は南アルプス国立公園内の赤石山脈(南アルプス)中央部にある山である。前岳、中岳、悪沢岳(東岳)の3つの山のをあわせて荒川岳と呼ばれ、いくつかのピークの集合体である。悪沢岳は日本第6位の高さである。

赤石岳

聖岳

赤石岳は赤石山脈の長野県と静岡県にまたがる標高3,121mの山である。南アルプス国立公園内にあり、日本百名山および新日本百名山に選定されている。北岳間ノ岳悪沢岳に次いで、南アルプスで4番目の高さを誇る。山頂には一等三角点が設置されており、一等三角点としては最高所のものとなっている。

聖岳

聖岳(ひじりだけ)は、赤石山脈(南アルプス)南部の静岡県と長野県の境界に位置する標高3,013mの山である。日本百名山に選定されている。南アルプス国立公園内にあり、主峰は標高3,013mの聖岳で、その東側約500mの地点に奥聖岳、南側約800mの地点に小聖岳を従えている。

光岳

光岳

光岳(てかりだけ)は赤石山脈(南アルプス)南部の標高2,591mの山である。2,500mを超える山としては日本の最南端にあり、国内には光岳より南にそれより高い地点はない。山頂部がわずかに森林限界を超えており、ハイマツおよび高山帯植生の分布の南限およびライチョウの生息地の南限に当たることでも知られている。山の上部は、南アルプス国立公園内に指定されている。

白山

白山

白山(はくさん)は白山国立公園内の石川県白山市と岐阜県大野郡白川村にまたがる、標高2,702mの山。日本百名山、新日本百名山花の百名山および新・花の百名山に選定されている。最高点の御前峰(ごぜんがみね)には、一等三角点と白山比咩神社奥宮がある。富士山立山と共に日本三名山(日本三霊山)のひとつである。

荒島岳

荒島岳

荒島岳(あらしまだけ)は、福井県大野市にある標高1,523mの山である。別名大野富士(おおのふじ)。日本百名山および新日本百名山選定されている。白山と同様に泰澄が開山したと伝えられる。山頂には荒島神社があり、信仰の山とされてきた。山域は奥越高原県立自然公園区域に指定されている。

伊吹山

伊吹山

伊吹山(いぶきやま、いぶきさん)は、滋賀県と岐阜県にまたがる伊吹山地の主峰で標高1,377mの山。一等三角点が置かれている山頂部は滋賀県米原市に属し、滋賀県最高峰の山である。山域は琵琶湖国定公園に指定されている。日本百名山、新・花の百名山、一等三角点百名山、関西百名山、近畿百名山、ぎふ百山の一つに選定されている。

大台ヶ原山

大台ヶ原山

大台ヶ原山(おおだいがはらやま)は奈良県と三重県の県境にある標高1,695mの山。日本百名山に選ばれたほか、日本百景、日本の秘境100選にも選ばれ、山全体が特別天然記念物に指定されている。

大峰山

大峰山

大峰山(おおみねさん)は奈良県の南部にある山。現在では広義には大峰山脈を、狭義には山上ヶ岳(さんじょうがたけ)をさしていう。歴史的には大峰山は大峰山脈のうち山上ヶ岳の南にある小篠(おざさ)から熊野までの峰々をさす。対して小篠から山上ヶ岳を含み尾根沿いに吉野川河岸までを金峰山という。

大山

大山

大山(だいせん)は鳥取県に位置する火山で中国地方の最高峰。標高1,729m。古来より日本四名山に数えられ、日本百名山の一つであり日本百景にも選定されている。

剣山

剣山

剣山(つるぎさん)は、四国に位置する標高1,955mの山で、近畿以西の西日本および四国第二の高峰であり、徳島県の最高峰である。徳島県三好市東祖谷、美馬市木屋平、那賀郡那賀町木沢の間に位置する。日本百名山および新日本百名山一つ。別名太郎笈(たろうぎゅう)と呼ばれ、南西側の次郎笈と対峙する。

石槌山

石鎚山

石鎚山(いしづちさん、いしづちやま)は四国山地西部、愛媛県に位置する標高1,982mの山で、近畿以西の西日本最高峰である。石鎚山脈の中心的な山であり、石鎚国定公園に指定されている。日本百名山、日本百景の一つであり、日本七霊山のひとつとされ山岳信仰の山としても知られ霊峰石鎚山とも呼ばれる。

九重山

九重山

九重山(くじゅうさん)または九重連山(くじゅうれんざん)は、大分県中央部に広がる火山群の総称である。最高峰は九州本土最高峰でもある中岳(1,791m)。日本百名山の一つに数えられ、一帯は阿蘇くじゅう国立公園に指定されている。

祖母山

祖母山

祖母山(そぼさん)は大分県と宮崎県に跨る標高1,756mの山であり宮崎県の最高峰。日本百名山、新日本百名山および花の百名山の一つ。火山活動によって形成された山であるため巨大な岩石が随所に見られ、登山ルートは整備されたものから獣道まで多種多様である。

阿蘇山

阿蘇山

阿蘇山(あそさん)は熊本県阿蘇地方に位置する活火山。「阿蘇山」は通称であり正式には阿蘇五岳(あそごがく)といい、阿蘇くじゅう国立公園に指定されている。日本百名山、新日本百名山および新・花の百名山の一つ。世界でも有数の大型カルデラと雄大な外輪山を持ち「火の国」熊本県のシンボル的な存在として親しまれている。

霧島山

霧島山

霧島山(きりしまやま)は九州南部の宮崎県と鹿児島県の県境付近に広がる火山群の総称であり、霧島連山、霧島連峰、霧島山地あるいは霧島火山群とも呼ばれる。最高峰の韓国岳(標高1,700m)と、霊峰高千穂峰(標高1,574m)の間や周辺に山々が連なって山塊を成している。

開聞岳

開聞岳

開聞岳(かいもんだけ)は鹿児島県の薩摩半島南端に位置する標高924mの火山。1964年(昭和39年)に霧島屋久国立公園に指定された。日本百名山、新日本百名山新・花の百名山および九州百名山に選定されている。山麓の北東半分は陸地に、南西半分は海に面しており、見事な円錐形の山容から別名薩摩富士とも言う。

宮之浦岳

宮之浦岳

宮之浦岳(みやのうらだけ)は鹿児島県の屋久島中央部の山。標高1,936mで屋久島の最高峰であり九州地方の最高峰でもある。山域はユネスコの世界遺産「屋久島」として登録されている。日本百名山、一等三角点百名山の一つでもあり、西日本では、四国の愛媛県・石鎚山 (1,982m)、徳島県・剣山 (1,955m) に次いで、第3の高峰である。

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