御嶽山
Mt.Ontake名称 | 御嶽山 |
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よみ | おんたけさん |
所在地 | 長野県・岐阜県 |
標高 | 3,067m |
山系 | 独立峰(御嶽山系) |
種別 | 成層火山 |
分類 | 日本百名山 新日本百名山 花の百名山 ぎふ百山 |
★★ | |
★★★ | |
1泊2日 |
御嶽山(おんたけさん)は、長野県木曽郡木曽町・王滝村と岐阜県下呂市・高山市にまたがり、東日本火山帯の西端に位置する標高3,067mの複合成層火山で、大きな裾野を広げる独立峰である。木曽御嶽山、御嶽、王嶽、王御嶽とも称する。
また嶽の字体を新字体で表記し御岳山や、単に御岳と表記されることもある。標高3,000mを超える山としては、日本国内で最も西に位置する。日本には同名の山(御嶽山・御岳山)が多数あり、その最高峰である。山頂には一等三角点(3,063.41m、点名「御岳山」)と御嶽神社奥社がある。
継子岳と三ノ池(火口湖) 古くから信仰の山として信者の畏敬を集めてきた巨峰で、いくつもの峰を連ねてそびえる活火山である。神聖な信仰の山であるとともに木曽を代表する山として親しまれている。
東海地方特に尾張地方ではほとんどの場所からその大きな山容を望めることから、「木曽のおんたけさん」として郷土富士のように親しまれている山である。日本百名山、新日本百名山、花の百名山、ぎふ百山のひとつに選定されている。
1927年(昭和2年)に、大阪毎日新聞社と東京日日新聞社などにより日本二十五勝のひとつに選定されている。 国立公園に指定されている飛騨山脈(北アルプス)や赤石山脈と異なり、木曽山脈とともに国定公園にさえも指定されていない。長野県の御岳県立自然公園および岐阜県の御嶽山県立自然公園には指定されているものの、国立・国定公園に指定されなかったのは、木曽ヒノキを主とする林業の盛んな地域であるという事情がある。
山腹は深い森で覆われ多くの滝があり、木曽川水系の源流部の山であり、その下流部である中京圏の水がめとなっている。以前は死火山や休火山であると思われていた山が1979年(昭和54年)10月28日に突如噴火した。気象庁は2008年(平成20年)3月31日に噴火予報を発表し、2013年(平成25年)1月現在御嶽山の火山活動に大きな変化はないと発表している(噴火予報で噴火警戒レベル1、平常の継続)。